会社の事務職をしていた40代のころから私はひどい肩こりに悩んできました。60歳を過ぎてから腰に痛みが出はじめ、
整形外科の医師からは変形性脊椎症、頸椎(けいつい)の変形性関節症という診断を受けました。肩こりの原因は、
首が悪いせいだったと知り、私はとても驚きました。さらに医師から「骨は徐々に変形していくものだから、それは治りません」と言われると、
ぐーんと気持ちが沈んでいくようでした。丁寧な説明をしてくれないことに不満もありましたが、
自分はそういう病気なんだとあきらめるしかないと思い、7年間病院に通いました。しかし、やはり症状は治まらず、
もらった薬もそれほど効果が見えませんでした。
2年半前には左足の太ももに激痛が起こるようになり、このまま病院通いを続けても悪くなる一方だと感じました。
山崎治療室を訪れたときには、あまりの痛みに藁(わら)にもすがるような思いでした。
最初は診療台に上がるのにも、思わず声が出てしまうほどの痛みがありました。
それでも先生の治療を3回くらい受けたころから少しずつ痛みが和らいでいくのを感じて、
「ひょっとすると治るかもしれない」と思えるようになりました。
そのようにして治療を続けていくうちに、太もも、腰、首の痛みが明らかに改善していきました。
ずっと痛かったものがどうしてこんなに早く良くなるのか、とても不思議でしたが、
先生からは姿勢をきちっとするようにというアドバイスをいただき、毎日正しい姿勢を保ように心がけました。
そして治療開始から1年ほど経ったころ、ずっと身体につきまとっていた痛みを、まったく意識しない自分に気がつきました。
あの痛みから解放されたことが、私には信じられません。現在はひと月に1回通っていますが、おかげさまで体調はとても良く、
痛みがあったことすら完全に忘れてしまいました。スイミングクラブで趣味の水泳やアクアビクスをできるまでに良くなるとは、
夢にも思っていませんでした。メスも薬も注射も使わずに治してくれる先生に出会えて本当に幸運でした。
|